■デザインと軸へのこだわり■

かんざし好きのわたしが毎日使いたくて作り始めた「てんとむしのかんざし」
毎日、アクセサリー感覚で付け替えたくて洋服に合わせやすいデザインを考えました。
着物に合うものもありますが、普段使いできるものがほとんどです。

軸は長時間つけても痛くなりづらい軸を探し、竹軸にたどり着きました。
金属製にはない優しい挿し心地です。

かんざしはしっかり留めようと思うと痛いもの、と諦めていませんか?
ぜひ一度この挿し心地を試してください。

軸は自分で染めているためムラや色の違いがあります。

■メガネ留め■

お気に入りのかんざしを長く使いたくてたどり着いたのがこの手法。
メガネ留めの歴史は古く、5世紀から15世紀に発達した東ローマ帝国のビサンティン時代のジュエリーにまで遡ります。

主に天然石とワイヤーで使われる手法です。
引っ張られる力に強く、とても丈夫な上にコイル状の形状は高級感やデザイン性を高めてくれます。

綺麗なメガネ留めは難しい技術です。
制作には時間もかかってしまうのですが好きなものを長く使ってほしい、すぐに壊れしまうのは悲しい、という気持ちからこだわっています。

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