【可惜夜-atarayo- について】

「明けてしまうのがもったいないような良い夜」
を意味する可惜夜(あたらよ)

こどもの頃、
お出かけやイベントが楽しみすぎて
前日なかなか寝付けなかったこと・・・
大人になって、
心待ちにしていたイベントやお出かけを、
事前にたくさん計画をたててめいっぱい楽しんで、
そんな1日が終わりに近づいた時、
あっという間に過ぎていった充実した時間に
ちょっぴり切なくなったこと・・・

終わってしまうのがもったいないほどの素敵な時間を
可惜夜のアクセサリーでもっと素敵な時間にしたい。
そんな思いで名づけました。

【タティングレース について】

シャトルという小さな舟型の道具に糸を巻いて
糸を一目一目連続で結んでいきながら作り上げるレース編みの技法です。
美しく優雅な編み物と言われ、繊細さが魅力のレースです。

タティングレースは中世ヨーロッパで流行し
日本には明治頃に渡ってきた技法です。
「結ぶ」という行為は人間の歴史と密接に結びついていて
実は、実用的なロープワークの結び方や
マクラメの技法とも共通点があります。