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和印 ニュース
WA-JIRUSHI  NEWS

「大阪できもの姿の似合う街~谷町六丁目・空堀界隈~」by 和印1号

2024.09.17 (火) 

大阪メトロ谷町線と長堀鶴見緑地線が乗り入れる谷町六丁目。近年はタワーマンションが立ち並ぶエリアですが、大通りから一歩入ると落ち着いた街並みが広がります。マスコミで紹介される有名店もたくさんありますが、ここではきもの姿の似合うお店やスポットをご紹介いたします。

谷町六丁目駅を下車したら5番出口を上がりましょう。

☆まずはランチ。

出口の後ろ方向、すぐの角を左へ入って少し進むと左手に歴史ある建物のお蕎麦屋さん「文目堂(あやめどう)」さん。ミシュラン星付きのお店です。外観も内装もきもの姿にぴったり。お蕎麦はだいたい千円~、ややお高めですが食べると納得です。日本酒もたくさん揃っています。蕎麦好きの方にお勧めです。
           
丼物好きの方は谷町筋沿いの「谷町一味禅」さんへ。
5番出口から谷町筋沿いに北へ進んでください。だいたい3分ぐらいでカレー屋さん、焼き鳥屋さんなど飲食店が何店か並んでいる所にあります。ここの天丼(600円、赤だし付)は絶品&コスパ最高!入口横に「日本一の天丼」の看板が、まさに看板に偽りなしです。お昼時は行列必至。これ以上人気になると困るのであまり教えたくないお店^^。他にも海鮮丼、しらす丼などいっぱいあります。
            
栄養バランスを大切にする方は「谷町わらかし」さんへ。
「一味禅」さんを通り越して次の角を左へ、100mほど進んだ4つ角にあります。ご夫婦で営んでおられるこじんまりとした落ち着いたお店です。栄養バランス満点の定食が900円でいただけます。何種類かメニューがありますが、どれをチョイスしても上品で丁寧なお味で、間違いなし!   
             
☆お腹が満たされた後は、いざ散策&ショッピングへ

最初にご紹介した「文目堂(あやめどう)」さんから松屋町筋へ向かって100メートルほど進むとカフェ&ギャラリー「ここことにじゆら」さんがあります。こちらは手ぬぐいで有名な堺の「にじゆら」さんとカフェ&ギャラリー「こここと」さんのコラボショップ。おしゃれな手ぬぐいを眺めながらお飲み物をいただくことができます。
              
「ここことにじゆら」さんを後にしたら、再び来た道を戻りましょう。実はこの道はあの「熊野街道」です。はるか昔、京都から大阪八軒家浜(現在の天満橋)まで船で来た旅人が、遥かかなたの熊野三山を目指して歩いた由緒ある道です。ところどころに熊野街道の石碑があるので、しばし歴史に浸りましょう。
              
熊野街道を進んで谷町筋に出たら大通りを渡って下さい。進むとセブンイレブンがあります。熊野街道はここで右に曲がるのですが、ちょっと寄り道。左に曲がると急な坂道ですが10メートルほど先の右側に木の箱がいっぱい並んだ古民家風の「箱家」さんというお店があります。古くから箱を作っておられる「常吉」さんという会社がアンテナショップとしてやっておられます。木製のお弁当箱とかいろいろあって楽しいです。
             
「箱家」さんからは坂を少し上がって真っすぐに進みましょう。大通りのところにも熊野街道の石碑が立っています。横断歩道を渡って進んでいくと途中おしゃれなギャラリー「楓」さんがあります。タイミングが合えばいろいろな展覧会をやっておられるので覗いてみましょう。
             
そのまま進むと道路はつきあたりになります。右へ曲がって空堀商店街に入りましょう。アーケード下を進むと大通り(谷町筋)に出ます。渡ったすぐ右手にたこやき屋さんがあり、その右側のビルの入り口に無人の着物屋、その名も「キモノムジン」の看板が!お店は3階にあります。本当にお店にはだれもいません。すごい数のリサイクル着物がずらっ~とハンガーに掛かっています。ほとんどが千円です。自販機で千円分のカードを買ってそれを箱に入れて支払う面白いシステムです。ぜひ立ち寄ってみましょう。掘り出し物が見つかるかもです。
                
「キモノムジン」さんからは空堀商店街のアーケードを散策。あれもこれも目移りしますねー。
100メートルほど歩いた左手、こんぶの老舗「土居」さんがあります。創業100年以上の歴史があり大阪のだし文化を支えてこられました。今の社長さんはこんぶ愛が凄く近くに「こんぶミュージアム」も作られたほどです。品揃えはとても豊富です。
                
次は和もの好きなら誰もが知っている「菱屋カレンブロッソ本店」に行きましょう。そのままアーケードの坂を下っていき二つ目の角を右へ曲がります。スーパーライフの前を過ぎて100メートル程進んだ左手にあります。ここについてはほぼ説明不要だと思うので、存分に楽しんで下さい。
                
☆ティータイム

ランチ、散策、ショッピング。ここまでだいたい所用時間は3時間ぐらい?そろそろお疲れですよね。「菱屋カレンブロッソ」さんから右方向へ。次の角を右へ。真っすぐ行くとすぐ突き当りになります。その左側に古い町家を改装した「連」という複合ショップがあります。ここにチョコレートで有名な「エクチュア」さんの本店があります。カフェが併設されているので看板メニューのチョコレートドリンクを頂きましょう。確実に禁断のやばいやつです。カカカロリーがぁっ!
                
「エクチュア」さんを出ると前に大通りへ出る階段があります。そこを降りると長堀鶴見緑地線松屋町駅の入口があります。お疲れ様でした~。

今日のルートは画像にまとめてみました。ご参考にして下さい。谷町六丁目・空堀界隈はまだまだ紹介し切れないほどすばらしいお店やスポットがあります。路地に入ってみたり、狭い坂道をあがってみたり、いろいろ探検すると楽しいですよ。

数十年ぶりのサークル同窓会!!

2024.09.17 (火) 

去る6月22日の土曜日、大学生時代に所属していたサークルの同窓会的な集まりがありました。

サークル名は「F&N ~SF・ミステリ・映画研究会~」。
発足当初は真面目にミステリ小説や映画の書評を発刊していたようですが、僕が在籍していたころは「サブカル全般」を広く扱うようなサークルとなっていました。
おもな活動は3ヶ月に1回発刊する会誌の執筆。
エッセイ、小説、研究論文など、バラエティーに富んだ内容で構成され、通販をはじめ、大学近辺の書店販売もしておりました。

しかし、そうした活動も僕が4回生だったころまででストップし、いつの間にかサークル自体も消滅したようです。

大学を卒業したあとも、一部のメンバーでは年1回か2回くらいの頻度で飲み会をしていました。
で、4年前の飲み会の席で「そう言えばサークルの会誌って、曖昧なまま刊行しなくなっちゃったなあ」という声が上がり、「ここらでいっちょ、最終号をつくっちゃおうか!?」と恐るべき企画が持ち上がってしまいました。

まあ、発起人は僕にほかならないのですが、何人かの先輩にも協力いただき、200ページほどにものぼる分厚い最終号が出来上がりました。
それが4年前の秋。
すぐにでも発刊記念パーティーを催したかったのですが、ときはまさにコロナ禍。
「情勢が落ち着くまでは無理だなあ……」と見送っていたのですが、今年に入ってついに開催敢行!という流れになりました。

そして今回、実に30年ぶり40年ぶりに全国からかつての会員たちが集結して懐かしの大宴会!!

会ったこともない大先輩なども大勢来られ、実に楽しいひとときでした。
開始前のモニターでは『怪奇大作戦』の「狂鬼人間」を流し、オープニング曲は原田知世の「時をかける少女」、宴会中は特撮ヒーロー番組のOPや大映ドラマのダイジェストなどをバックに、みなが数十年のときをあっという間に埋めていきました。
二次会では、誰かが歌った「地獄のズバット」で、まさにココしかない!というタイミングで「あすかーーーっ!!」と全員で叫ぶなど、なかなか真似のできないコアな瞬間も。
うーむ。まさに青春時代がガッツリ甦った感じでしたねぇ……。

もうここまでの宴会をする機会はないだろうと思うと、少々寂しくもありますが、50代60代オンリーの集まりでもここまでエネルギッシュなのです。
まだまだ、何か次の展開があるやもしれません。
そのときを同じテンションで迎えられるよう、まだまだ若い心のままで頑張っていきますよ~!!

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