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和印 ニュース
WA-JIRUSHI  NEWS

「和のグルメを求めて、ワンコと旅行 ~旅行サイトにたぶん載っていないワンコが泊まれるお宿〈鳥取・皆生温泉〉~」by 和印1号

2024.09.17 (火) 

☆ベイサイドスクエア皆生ホテル

≪お宿のお部屋≫

こちらのお宿は、じゃらんや楽天トラベルなどのサイトで検索すると『ペット宿泊可』で出てきます。

お部屋は洋室ツインルームが6室あり、素泊まり(一人1泊)で海側が8,800円、陸側が7,800円です。
ところが他に1室だけサイトに載っていないお部屋があります。
4名まで泊まれる和洋室で洋室にツインベッド、和室に布団2組になります。もちろんオーシャンビュー。
さらにこのお部屋が凄いのは、8畳ぐらいある広い風呂がついており半露天風呂状態で、海を眺め波音を聞きながらゆっくり入浴できます。
陶製の湯舟に温泉が引かれています(ツインルームのお湯は普通のお水)。

このペット可和洋室はサイトからの予約ができないので、ホテルへ直接電話で問い合わせて予約できます。
宿泊費は素泊まりで一人12,000円ぐらいだったと思います。

≪食事≫

ホテルの1階に創作料理のお店と地元の居酒屋があります。
おすすめは居酒屋「エンヤサンゴ」さん。境港漁港が近いので新鮮な魚介類を頂けます。
また天気の良い日は海に面した芝生のテラス席で食事ができます。テラス席はワンコも一緒に過ごせます。

すべて美味しいのですが、外せないのは『浜田の赤天』。
島根県浜田の特産品でピリ辛の赤い練り物に少しパン粉をつけて揚げてあります。サクッとした食感でマヨネーズを付けて頂きます。お酒がすすみます(笑)。
こちらのお店では朝食バイキングもやっておられます。

≪温泉大浴場≫

「汐の湯」。海を眺めながら入浴を楽しめる大浴場です。
外から一般客も有料で入れるようになっており、脱衣場も浴室も清潔に保たれています。もちろんホテルの宿泊客は無料で何度でも利用できます。


関西からは車で約3時間半。
米子道経由が速いのですが、急がなければ鳥取道経由がおすすめです。
日本海や大山の山並みなど景色がきれいで、道の駅もたくさんあって楽しいです。しかも高速代が無料なのでお財布にやさしい。

美しい海岸、名峰大山、海の幸、素敵なお宿。名湯、皆生温泉最高!!

「きものが似合う昭和な街~〈大阪〉阿倍野区昭和町界隈~」by 和印1号

2024.09.17 (火) 

近年「昭和な…」「昭和感」という言葉が使われますよね。イメージとしては戦後からバブル期あたりまではありがちだったが現在はほとんどみられないような風景って感じかと思います。

今回は「昭和な…」を求めて、まさに地名がそのままの阿倍野区昭和町界隈を訪れます。

スタートは天王寺から。まずは腹ごしらえ。



◎ランチ◎

天王寺、阿部野橋地区はいつも混雑しています。特にあべのハルカスや天王寺ミオのレストラン街はいっぱいなので避けた方が無難です。
あべちか、アポロビルのほうが比較的入りやすいと思うので、そのあたりできものが似合うグルメなお店をご紹介いたします。

≪串かつ料理 活≫
あべちかにある串かつ店です。大阪で7店舗あるチェーン店です。
こちらは例の2度浸け禁止ではなく、目の前で揚げて頂く串かつをお皿に並べて頂くスタイル。
おすすめは豚ひれ定食(\1,050)。やわらか豚ひれ串かつ、ごはん、サラダ、赤だしがお盆に並べて提供されます。旨い!
店内も古民家調の落ち着いた雰囲気です。

≪寿し割烹 魚市≫
アポロビルB1に古くからある新鮮な魚料理が自慢のお店。夜は少々お高いですがランチはお得に頂けます。
おすすめはお造り定食(\1,200)、特にまぐろの中落定食はとても美味しいです。お造り、煮物、ごはん、吸い物が付いてきます。
魚介好きな方に超おすすめです。

≪うなぎ 双葉≫
Q`sタウン内Viaあべのwalkという再開発前から阿倍野にあった名店が並んでいるエリアのB1にある昭和20年創業のうなぎ専門店。
たれは創業時からの継ぎ足しで炭火で焼かれたうなぎは最高です。
鰻丼セット(\2,030)。

◎路面電車◎

天王寺からは阪堺電車上町線の路面電車に乗ります。路面電車がすでに「昭和」ですよね。
3駅先の東天下茶屋まで乗車します。ガタンゴトン(笑)。降りるときはバスみたいに「降りるボタン」を押して運転手さんに知らせ、前方から降ります。

◎神社・商店街・長屋を散策◎

東天下茶屋駅から徒歩1分のところに、陰陽師で有名な安部晴明の生誕地である安部晴明神社があります。
そのすぐ先に阿部王子神社があり、こちらで両方の神社のご朱印が頂けます。
大通り(阿倍野筋)側にも出入口があるのでそちらへ出ます。
横断歩道を渡ると『王子本通商店街』のアーケードを歩きます。思いっきり昭和感が溢れていますが、魚屋さん、果物やさんがわずかに営業しているぐらいでほとんどシャッターが閉まっています。ちょっと寂しい。

アーケードを抜け5分ほど歩くと左手に「animoぷらす」と書いたおしゃれな木製の看板があります。
細い道を奥に行くと2階建ての古民家があり、1階が雑貨屋さん、2階がカフェになっています。
がらがらと引戸を開けるとおしゃれな空間が。くつを脱いで上がります。いろんな作家さんのアクセサリー、バッグなどが並んでいます。
『SUMOUバスソルトうっちゃり』なんていういう面白い入浴剤なんかもあり、思わず買ってしまいました(\198)。

さらに直進すると大通り(あびこ筋)に出るので、右へ曲がります。二つ目の信号の昭和町4丁目交差点を左へ入ります。
5分ほど歩くと左側にレトロな長屋「桃が池長屋」があります。外観は昭和ないい感じ。
こちらにはカフェ、雑貨屋さん、パン屋さんなどなど、いろいろ楽しめます。ここの近くに着物イベント「きもの花いちえ」の会場の阿倍野長屋があります。

桃が池長屋を左へ出て2筋目を左へ曲がります。
しばらく真っすぐ行くと桃が池公園に入ります。木々が良く茂っていて池があり、森の中の湖畔にいるような感じがします。都会の中オアシス。
池のほとりに桃が池明神というお社があり、ちょっと丘のようになっていてパワースポット感があります。
お社の奥を降り、公園を出て直進し、突き当りを右へ、すぐに角を左へ曲がります。
3つ目の角の右側に『昭和町2丁目商店街』のアーケードがあります。
こちらの商店街は昭和感プラス活気があります。魚屋さん、八百屋さん、呉服店、みんな開いています。お肉屋さんには行列が。どうやらコロッケが有名みたいです。食べ歩きができますよ。

商店街を抜け大通り(松虫通り)に出ると、横断歩道の先にも『文の里中央商店街』のアーケードが続きます。
ちょっと覗いてみるとこちらも活気が感じられます。
松虫通りに戻り、右へ通り沿いに進むと昭和町の交差点に出ます。そのまま直進しあびこ筋を渡り、一つ目の角を右に入るとそこは『寺西家阿倍野長屋』。
イタリアン、中華、日本料理、十割そばなどこだわった感じの飲食店が並んでいます。国の登録有形文化財に登録されており一見の価値ありです。

昭和町って大正時代は田畑だったとのこと。
昭和になって大阪の人口が急増し、今でいうニュータウンとして長屋が建てられ昭和町という地名になったそうです。
天王寺からわずか一駅なのにレトロな街並み、商店街、自然を感じる公園があって癒される街です。ぜひ行ってみて下さい。

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